新任教員挨拶  藤原幸一

 2018年11月に工学研究科物質プロセス工学専攻先進プロセス工学講座の准教授に着任致しました藤原幸一です。

 

 私は化学工学、プロセスシステム工学出身ではありますが、NTTコミュニケーション科学基礎研究所研究員、京都大学情報学研究科システム科学専攻助教と、情報系、主にはデータ解析・機械学習畑を歩んで来ました。伝統的な石油化学や鉄鋼業などの伝統的なプロセス産業の制御・データ解析に従事してきましたが、近年はプロセスシステム工学で培った技術を活用して、てんかんや睡眠障害、認知症など、医学部の先生方と協業し医学データの解析や医療機器の開発も行っております。これらの関係でJSTさきがけ研究員およびAMED先端計測プログラム代表研究者も兼任しています。

 マテリアル工学科として材料工学の先生方とも接点がありますので、マテリアルインフォマティクスなど材料工学への機械学習への応用も視野に入れて、研究活動を推進していきたいと考えております。