教室の近況  令和元年度教室主任業務担当 川尻喜章

  健友会の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。令和元年度の主任業務担当としてのご挨拶とともに、近況についてお知らせいたします。

 

 今年度はお二人の教授を新しくお迎えすることとなりました。分離融合システム工学グループ教授には九州大学より井藤彰先生、そして化学反応システム工学グループ教授には大分大学から永岡勝俊先生が着任されました。化学工学における重要な分野を専門とされ、多大な研究業績をお持ちのお二人の研究者が新たに教室に加わったことは、非常に心強く感じております。そして長年に渡り教室のためにご尽力頂いた入谷英司教授が定年退職されました。また、本会誌発刊後になりますが、片桐誠之先生が名城大学に御栄転されることとなっております。

 

 名古屋大学工学部の再編に伴い、分子化学工学科がマテリアル工学科となって既に3年目となります。第1期生はただいま3年生となりました。そして来年度にはこの第1期生が初めて研究室配属され、就職活動、大学院入学へと進む節目となります。このように目まぐるしい変化の年を迎えることとなり、教室の教員一同が奮闘しております。どうか健友会の皆様にも今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

末筆ではございますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。