化工8回生同窓会  第8回生 小林 猛

 2018年12月16日に同窓生の今枝正夫氏・横田欣児氏と小林 猛が名古屋駅近くで会食する機会があり、その時に今枝氏から同窓会を開いて欲しいと頼まれました。前回の同窓会は、2000年11月25日に小林 猛が幹事役となって開きましたから、随分間が空いてしまった訳ですが、久しぶりに同窓会をまた小林 猛が幹事役となって開催することとしました。

 

 場所をどこにするかは服部 忠氏と相談し、長時間でも静かな環境で話ができる名大東山キャンパスのシンポジオン2階のレストラン ユニバーサル・クラブ内の会議室に決めました。新しく令和元年となった5月13日(月)に14時から18時まで同窓会を開きました。

 

 1963年3月に卒業した26名は、在学中に特別の教育を受けた記憶はありません。強いて記憶に残っているのは、定年間近の岡村教授による機械的単位操作の講義が7, 8時限目に設定されており、毎回時間延長で、長い時は60分以上も延長がありました。今ではこのようなことは到底考えられませんが、岡村教授の熱意が高かったのでしょう。そのせいなのか、26名の内で、架谷昌信氏、服部 忠氏および小林 猛が名大に、今枝正夫氏が徳島大学に、牧野和考氏が秋田大学に奉職しました。また、企業でも、三輪金次氏が花王(株)常務取締役、杉山公一氏が(株)ノリタケカンパニーリミテド専務取締役で活躍しました。

 

 最初にこれまでに逝去された同窓生5名に対して黙とうし、次に簡単にこれまでの名大・工・化学工学科関連の研究室の変遷概要と現在のマテリアル工学科の状況説明をした後は、同窓生の近況報告が長々と続き、最後に写真撮影をしました。化工8回生は78歳またはそれ以上の年齢ですが、26名の卒業生の内で、5名が逝去、1名が長い間音信不通ですから、実質20名の内で12名が出席しました。欠席した同窓生の1名はまだ働いているから、という凄い同窓生もいますが、残りは身体のどこかが不調で、新幹線での移動が難しい同窓生でした。このような状況から、これが最後の同窓会になるだろうと思いますが、今後も元気で長生きしようね、との合言葉で散会しました。