第21回生:金沢 湯涌温泉での1泊ツアー開催  第21回生 佐合芳治

 1999年にスタートした21回生(昭和51年卒)同期会は、ワールドカップに合わせて、4年毎に開催してきました。今回(第6回)も11/16~17に「金沢 湯涌温泉1泊ツアー」を企画したところ、同期生44名のうち18名が各方面から集まりました。

 

 会では、ゆったりと温泉に浸かった後、北陸の味覚「蟹」などを堪能しながらの大宴会。二次会は定番のカラオケで、普段は歌いにくい昭和の青春ソングを大合唱。そして翌日はオプション設定の「金沢観光」と「金沢ゴルフ」に分かれて、さらに懇親を深めました。

 

 卒業から40年余が過ぎ、ついに全員が前期高齢者の仲間入りに!! 既に会社をリタイアしたり第一線から退いたメンバーも増えたことから、日ごろの趣味や孫の成長、さらには第二の人生設計などの話題で盛り上がった2日間でした。また、こうした全体同期会は、高年齢化や退職者増加などを勘案して、今後は〔2年毎・1泊2日・平日開催〕に変更。併せて、名古屋・東京・関西支部での交流会を活発化することにしました。

 私たちが会社生活を送ってきた時代(1980~2010年代)は、高度成長期には及ばないものの、概ね+2~6%/年の経済成長率を維持し、国内での事業拡大に奔走してきました。(今から振り返ると良き時代でした。)しかし、最近の日本は人口減少や内需縮小に伴い、生産活動/工場建設の低迷、省エネ進展によるエネルギー需要の減少が顕在化し、化学工学科の卒業生が国内で活躍できる場が次第に減りつつあります。若い卒業生の皆さんには、グルーバル化を推進して、海外での事業拡大に注力して頂くよう大いに期待しています。

 私たちも、恩師から学んだ化学工学の知識や会社生活での経験を、子供や孫、さらには次世代の若人に伝えていくよう努めていきたいと思っています。

 

<後列> 浜田光洋、川村真司、野口哲郎、鈴木重彦、松岡智之、山口寿義

 

<中列> 宮地宏、阪井孝紀、田島隆司、河西清貴、蛭子博幸、嶋崎達治

 

<前列> 杉浦伸夫、黒川正一、佐合芳治、渥美賢司、真鍋章、北川均

 

〔観光班〕金沢公園前にて

〔ゴルフ班〕スタート前の雄姿