教室の近況  平成30年度教室主任業務担当 則永 行庸

  健友会の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。教室の近況について報告いたします。      

 

 昨年4月に、橋爪 進先生が、奈良工業高等専門学校電子制御工学科教授としてご栄転されました。
 11月には、橋爪先生の後任として、京都大学より、藤原幸一准教授が着任されました。
 3月には、入谷英司教授が、化学工学会学会賞を授与されました。先生の長年のコロイドの固液分離工学における卓越した業績が認められたものであります。また本年度より、後藤元信教授が化学工学会副会長に就任されております。

 

 9月に鹿児島で開催された化学工学会秋季大会において、今回トライアル形式で初めて開催されたChem-E-Car(trial)に名大化工チームとして、修士課程1年生4名と学部3年生4名が参戦しました。活き活きと競技に参加している姿を見て、大変清々しい気持ちになりました。健友会からは、車の製作費として、大変貴重なご寄付を頂きました。この場をお借りして、御礼申し上げます。

 本Chem-E-Carの運営において、健友会会員である鹿児島大学二井晋教授、名大山田博史助教が中心的な役割を果たしておられます。改組して2年目、新組織(マテリアル工学科)の運営も少しづつ軌道に乗り始めてきました。来年度はいよいよ分子化学工学コース最後の4年生が研究室に配属されます。


 教室の未来をより良くしていくためには、同窓生の皆様との対話が欠かせません。教室もいろいろと変化しておりますが、皆様の後輩たちが生き生きと、ときには悩みながら化学工学を学んでいる姿は、今も昔も変わりません。


 健友会の皆様におかれましては、是非、お気軽に研究室にお立ち寄りいただき、後輩達にお声がけ、応援、ご指導をお願いできましたら幸甚です。また、教室の運営、同窓会の在り方につきましても、是非とも、忌憚のないご意見を頂けましたら幸甚です。声なき声に耳を傾けていきたいと考えております。
 末筆ながら、皆様のご多幸とご健勝を祈念いたします。