新任教員挨拶  川尻喜章

 2017年6月に物質プロセス工学専攻プロセス情報工学の教授として着任致しました川尻喜章と申します。前職は米国のアトランタ市にありますジョージア工科大学で、自分の研究室を約9年半に渡り運営しておりました。大学院時代(カーネギーメロン大学、米国ピッツバーグ市)を含めると、米国に約14年、途中にポスドクとしてドイツ(マックスプランク研究所、マクテブルク市)に約1年在職しており、日本に住むのは約14年ぶりになります。着任して約7か月となりましたが、まだまだ日本の大学の仕組みに慣れておらず、周りの先生方にひたすらご指導いただく毎日です。健友会の皆様にも、何卒ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 私の研究分野はプロセスシステム工学、特にモデル化や最適化を行ってまりました。特に近年は統計手法、データ科学、機械学習といった分野の応用に力を入れております。この度の名古屋大学の改組により材料工学をご専門とする先生方と接点が増えることになりましたので、自分の研究分野を広げていけることを楽しみにしております。