化工9回生-39会の報告    後藤 繁雄

 化学工学科を昭和39年(1964)に卒業した同期会を39(Thank you)会と呼び、還暦となる2001年からは残り少ない人生を楽しもうとの提案で毎年5月下旬に開催される事になった。2017年で21回目となる。関東地区、東海地区、関西地区が順番に担当することになっている。
 前回(2016年)は関東地区の担当で箱根にて開催され、14名の参加者であった。主幹事―渡邉博文
 今回(2017年)は東海地区となるが、卒業以来半世紀過ぎた母校の化学工学科がどのように変遷したかを知りたいとの強い要望があり、そのまま定年までもお世話になった後藤繁雄が主幹事とされてしまった。
 5月24日に2008年ノーベル賞展示室(ES総合館の2階)に16名が集合した。卒業時には当然、本山から名古屋大学までの地下鉄が開業されてなく、初めての者も多かったので、詳細な案内に苦労した。その後、工学研究科1号館に行き、会議室にて最近の化学工学系の状況、特にマテリアル工学科に併合する事になった経緯を後藤元信教授から説明して貰った。それに対する質疑応答が活発にされた。また、二つの研究室(後藤元信研究室と山田博史研究室)を見学させて頂き最近の研究の状況を知ることが出来た。
 見学後は宿泊地である藤が丘のホテルアークに移動した。宴会は我楽多文庫 藤ヶ丘本家でした。アンティークな感じで学生時代にタイムスリップできたかも。
 翌日(5月25日)は主幹事の普段の心掛けが悪いためか雨になってしまった。
 散策組(10名)は当初、東山動植物園を計画していたが、『ノリタケの森』に変更し、ウェルカムセンター、クラフトセンターを見学した。 
 ゴルフ組(6名)は 名古屋広幡ゴルフコースまで行き、朝食を食べながら決行するかどうか議論することにした。食事中は大雨だったのが、段々と小降りになってきたので、決行としたが、悪コンデションの中では好スコアとは成らなかった。
 次回(2018年)は5月24日、25日で関西地区の担当で宝塚付近となる予定です。歌劇を観るかはオプション。主幹事―河邊豊太郎
 いよいよ喜寿を迎えますが、元気に再会したい。

 

追記;以下の資料を参考にした。
第1回 1974年10月26日、27日、三河の西浦温泉 参加者12名 同窓会会報17号(1974年)文責:安井秀夫
第2回 1987年5月30日、31日、犬山 参加者11名 同窓会会報23号(1989年)文責:後藤繁雄
第6回 2002年5月24日、25日 浜名湖 参加者13名 創立50周年記念誌(2002年)文責:村田勝英
第10回 2006年5月26日、27日 浜名湖 参加者13名 特別参加;古橋夫人―健友会・ニュースレター16号(2006年)文責:山田晴基

集合写真の参加者名(撮影者;山田博史先生)

 

後列左から、村田勝英、宮田義男、川竹了、木下邦彦、浜嶋尚義、小出和夫、海野肇、川津利照、安井秀夫、酒井喜久、早川弘冶、福原明信

 

前列左から 河邊豊太郎、後藤繁雄、後藤元信教授、渡邉博文、山田晴基